いまそろの今

今更で候。インプットしてアウトプットしてわかった気になる。

2015-01-01から1年間の記事一覧

荒野の怠け者

「黙って言うことききな」言われた通りにしていれば食うに困りもせず時も穏やかに流れるというのならそれもよきかな。言われた通りにやるくらいわけはない。何事も無く平和に日々過ぎてゆくに越した事はないので指示どおり言われたとおり仕事に勤めることに…

<上下関係>続・上からの眺め

「我が子を食らうサトゥルヌス」ゴヤ 「下が言うことをきかない」嘆くにはおよびません。誰だって人の言うことなんて本来聞きたかありません。下の人は至って健康です。もっとも、自分のいいなりでなければ都合が悪い。そんな健康は損なってくれなきゃ困ると…

<上下関係>上からの眺め

あいつさえいなければ自由に空を飛べるのに上は下をみて思う。あの無能め言った通り何故やらん下は上をみて思う。あの馬鹿が何故聞き入れようとしない こんな場面。あなたが部外者で立場上 ”高みの見物” と決め込んでいられるのなら「どっちもどっち」と呟い…

<NHKとは言わないが> 公平・客観・中立 とは

ひいきせず味方せず敵視せず思わくもなくありのままで「公平・客観・中立」皆さんご存知「NHK」の座右の銘ですがこの言葉、実に立派な言葉ですね。私は立派な言葉は大嫌いです。なぜってオオウソツキだからです。 続きを読む

続・ロリコンの目に映るもの

扉のむこうにはきっと楽園があるしかし・・・伝説によると唐の詩人・李白の最後は酒に酔いしれて水面に映る月を詩情の赴くまま捉えんとして溺死したとされている 「自分の世界」に住まうにも掟と代償がある

<追記>感じない男 ロリコンの目に映るもの

美しい少女の国の王として 永遠に暮らしたい 全ての賞賛と 絶え間ない快楽に溺れて何もこれはロリコンに限らない。何ひとつ否定されない楽園への憧れは誰にでも存在する。しかし、男は少女にその楽園を見る。なぜ少女でなければならないのか?その事を解き明…

書評「感じない男」

感じない男 (ちくま新書) [Kindle版] 森岡正博 筑摩書房 2014-07-25 男は心に「女」という不治の病を抱えている。 一つの事でどんなに他人より優れていたとしても人の世で生きる者にとってはそれだけで心満たされることとは言えない。チャンピオンの勝利に群…

書評「感じない男」まえおき

感じない男 (ちくま新書) [Kindle版] 森岡正博 筑摩書房 2014-07-25 <amazon内容紹介> 実は男は「感じていない」のではないか。この問いに答えるべく本書は、著者自らの体験を深く掘り下げながら、問題のありかを探っていく。禁断のテーマに真正面から挑み…